御柱祭で使う『おんべ』って何?どのように作られているの?
2016/02/29
なんとなく見ていた長野県のニュースでこんな記事をみつけた。
2016御柱祭 : 迫る御柱祭[第2部]つなぐ 3、おんべ職人
呼吸を整え、専用の台に載せたトウヒの白木の表面にかんなを滑らせる。「スーッ、スーッ」。刃が進むと、向こうが透けて見えそうなほど薄い房が生まれる。手馴れたように見えるが、おんべ作りを始めてまだ4カ月ほど。ここまで完成度を高めるのは容易ではなかった。
引用:長野日報
『かんな』で作るってことは木工品なのか?!『おんべ』って何なの?
これが『おんべ』でした。(こちらがPDFのチラシ)御柱祭で祭りをもりあげる木遣り衆が持っているヒラヒラがたくさんついた棒ですね。
誰でもきっと神事で似たようなものを見たことがあるのではないでしょうか?でもそこに注目することってないですよね。私もそうでした…。そしてこのヒラヒラ、トウヒやヒノキの木をかんなで薄~く削って作るみたいです。しかも機械ではなく手作業で。作っているのは主に建具屋や大工みたいですね。
木工をやる人ならきっと皆『かんな』は使うと思います。でも削り屑の方が製品になるとは思っていませんでした。それにしても、こんなにたくさん削ると筋肉痛になりそう…