思ったより長野県の交通事故は多くない。でもチャイルドシートは必ずしよう。
歩行者いない。…だろう運転
地方に住んでいると自転車に乗っている時や歩いている時に、車が急に出てきてヒヤリとすることが多いです。こちらの車は一般的に、以下のような傾向があります。
- 優先道路に出る時に停止線で一時停止しない。
- 駐車場から歩道を越えて道路に出入りする時に一時停止しない。
- 住宅街の細い生活道路でも結構なスピードを出す。
車のドライバーはほとんど歩行者を見てないです。歩道を車両が塞いでいるのに運転者は車の流ればかりに気を取られ、一度も目が合わない事がしばしばあります。東京などに比べると歩行者が少ないので、運転者にとって歩行者も自転車も居ないことが前提となっているのでしょう。久々に東京に行き、住宅街を歩くと車が歩行者や自転車に気を配りながらゆっくり走行していることに驚きます。
長野県に限らず地方ではどこも同じでしょう。実際、私が横須賀に住んでいた時も同じようにヒヤリすることが多く、実際に車にぶつけられました。幸い自転車は壊れたが、膝をひねっただけの軽傷で済みました。
交通事故件数は多くない。
さぞ事故件数は多いのだろうと統計を見てみたが、人口当たりの事故率はそれほど高くないようです。2014年度の県警発表の事故発生件数を出身地の神奈川県と比較しました。
事故発生件数 | 人口 | 事故発生件数/人口 | |
長野県 | 9286 | 2108441 | 0.44% |
神奈川県 | 30434 | 9098984 | 0.33% |
単純に比較はできないのでしょう。
シートベルトをしていない子供も目立ちます。
これは長野県に限ったことではないと思います。2014年の警視庁・JAFの合同調査結果では6歳未満で61.9%ということです。そして後部座席のシートベルト使用率が30~40%。運転席と助手席の間から乗り出しているような光景をよくみますね。万が一事故を起こした場合、子供が衝撃と遠心力でガラスを突き破り飛び出してしまいます。チャイルドシートを使用し、運転席の後ろに設置するのがベストみたいです。うちもずっとそうです。助手席はずっと空席です。今、使用しているのはこれ。成長に合わせて変えています。
心臓の弱い方閲覧注意!衝撃交通安全CM。これくらいやらないとダメ。
過去にニュージーランドにワーキングホリデーで滞在していたころ、テレビで放送していた交通安全CMが衝撃的でした。たしか内容は「家族でドライブ中、前を同じ方向に走っていた車が交差点で対向車と正面衝突する。巻き込まれずに済んだとホッとした瞬間、事故をした対向車の搭乗者(たぶんシートベルトしてない)が吹っ飛んできて、家族の車のフロントガラスにドスンと落ちる」。
現在は以下のような動画で話題になっていました。事故をする前にもし時間を止めて相手の運転者と会話していたら…という設定でしょうか。
心臓の弱い人は最後にドキリとするシーンがあるので見ない方が良いかも。
日本でも時々こういうCMで事故防止を啓発してもよいのではないかと思いました。