3DS「ゲーム機バキバキ事件」。ルールを決めて制限する理由。昔、私の母もファミコン投げました。
2016/02/17
高嶋ちさ子氏のニンテンドー3DS「ゲーム機バキバキ事件」(J-CASTニュース)が話題になっています。
壊してしまうのはちょっとやりすぎのような気もしますが、カッとなってしまった場合衝動的に壊してしまうのも分からなくもないです。子供がゲームにどれくらいハマるのか人それぞれだと思いますが、自分の体験や息子を見たうえで不安に感じたことを書きたいと思います。
一日中ゲームのことばかりを考えている。
話すことはゲームのことばかりになります。ゲームの本を眺めて、ゲームの紹介DVDを観る。子供のためにと遊びに出かけても「早く帰ってゲームやりたい」などと言われるとかなりがっかりします。
性格が変わったようになる。
我が家もゲーム時間を決めていますが、ゲームがやりたい為に親に媚を売るような言動をする事があります。そしてゲームをやっている時にもうまくいかなくてイライラしていままで聞いたことないような言葉を使ったりします。
また、キリのよいところで「もう終わりの時間じゃないの?」と聞くとあわてて再スタートして「今、途中だからこれが終わったら…」と嘘をつく事がありました。
私の母親もファミコン投げました。
私自身子供の頃ゲームに夢中になりすぎて、今考えると性格が変わってしまっていたと思います。私の頃はファミコン全盛期でしたが、やはり1日にやって良い時間を決められていました。親に嘘をついて長くやったり、こっそりゲーム機を持ち出してお婆ちゃんの家でやったりしました。ある日、兄と二人でファミコンをやっている時に母親がファミコンを取り上げ、そして投げました。なぜそうなったのかはもう覚えてませんが、その光景だけは決して忘れません。
なぜルールを決めて制限しなければならないのか?
子供の頃はなぜ時間制限をされるのか分かりませんでしたが、大人になり親となるとよくわかります。制限しないと1日中ゲームをやり続けてしまいます。やめさせてもゲームのことばっかり考えて他のやるべき事をしなくなります。ゲームを忘れる時間が必要なのです。
私は自分自身がゲームに夢中になった事があるから分かりますが、当時、私の母はゲームに夢中になる私たち兄弟を見て相当不安だったことでしょう。