一人での作業でも使いやすいクランプ。IRWIN クイックチェンジXP。
2016/01/17
木工をやるにあったって必ず必要な道具、その一つがクランプです。特に私がどうするか迷ったのが家具等を組み立てるときに使うものです。技術専門校にいるときは端金(ハタガネ)を主に使っていました。
重くて一人では扱い難いクランプばかり
大きな家具の場合は有名なガス管を使ったポニークランプです。
どちらも締め付け力は十分ですが、イマイチ使い辛かったのです。まず、製作物に傷をつけないように当て木をしなければならない。またかなり重量がありちょっと手を滑らせると製作物に当たり凹みを作ってしまう。学校では誰かに手伝ってもらえばどうにかなりますが、今後一人で作業をする場合は扱うのは難しいと感じました。片手でハタガネを支えながら、もう一方の手で締め付けネジを回すなんて絶対無理でした。とくに組立をするときはボンドが乾いてしまうので時間との闘いです。サッとボンドを塗りすばやく組み立てないといけないのです。
扱いやすく、締め付け力も十分のクランプを見つけた
そんな時見つけたのがこれです。IRWIN クイックチェンジXPです。扱いやすく、締め付け力も十分あります。私はこれの450㎜、600㎜、1250㎜をそれぞれ4本ずつ購入しました。
いくらでも欲しいのですが置き場にも困るのでこんなものでしょう。
さらにこのクランプの便利なところは、組み立てるだけでなく分解するときにも使えるところ。頭の部分を反対側の端に裏返しに取り付けると物を広げることに使えるのです。仮組みした家具をバラす場合、玄翁(カナヅチ)で叩いたりするのですが、ものによっては玄翁を振るスペースがなくて困る時があります。そんな時にこれをつかってジャッキのように少しずつ広げて外すことができます。DIYが趣味の方にもおすすめです。ちょっと小さめの廉価版もありますが締め付けが弱いようなので、こちらのプロ用(XP)がよいと思います。
このクランプで作成した製品はこちらです。