子供がお化けを怖いと感じるのは何歳?しつけにお化けを利用して良い?
2015/12/21
子供が幽霊・お化け・暗闇を怖いと感じるのはどれくらいの年齢なのでしょうか?個人差や環境の影響も大きいのか統計のようなものはなさそうです。
初めて怖いものを見てしまった。その後…
我が家の息子(小学校1年生)は、夜8時半には寝ていて怖いテレビを見ることもないし、どちらかというとあまり見せないようにしてきました。ところが、最近任天堂DSの古いバイオハザードをやっているところをちょっと覗いてしまいました。
その日の夜、私と一緒にお風呂に入り、私が先に出て体を拭いているとあわてて飛び出してきました。いつもならお風呂で一人になっても鼻歌を歌いながらのんびり洗って、ゆっくり出てくるのに…。「何か出るの早くないか?ちゃんと洗った?」と聞くと、息子は質問には答えず「何か変な音がしてた…」と言うのです。私はそこでようやく「昼間バイオをちょっと見たから一人ぼっちが怖くなったんだな…」と気付きました。布団に入る時も普段は一人で電気を消して寝るのですが、その日は「お父さん、今日は早く寝ないの?」と聞いてくる。
子供の行動に変化があらわれた?
そして次の日のお風呂。いつもは何でも行動がゆっくりでお風呂でも「早く洗いなさい!」と言われてばかりの息子ですが、今日はちょっと違っていた。私が洗い始めると「ぼくも洗う」と行動が早い。私が先に出て一人ぼっちになるのが嫌だったのでしょう。これからもずっとテキパキと行動できたらよいのに…。
怖がらせれば良いというわけではない。
意外なところでお化け(正確にはゾンビか)の効果があらわれたかたちになりました。なるほど、昔の人は妖怪やお化けをしつけに利用していたのはことためか…と思いました。そんなエピソードはネットでも結構あるのかな?とgoogleで検索すると「しつけ妖怪ギョロロ」というのが1ページ目を占めていました。歌舞伎のような恐ろしいメイクをした人が代わりに「言うことを聞きなさい!」等と注意してくれるスマホアプリのようです。効果があるなしは別としてこんなものが流行っている理由が分かりません。「○○しないとお化けがでるよ!」等としつけるのと同様に不用意に怖がらせるのは良くないように思えます。
今回は偶然にお化け(正確にはゾンビか)効果で出来る子になったように見えましたが、今後も怖いものは避けて育てていく方針に変わりはないでしょう。